sh_universe’s blog

広島県在住。メーカー研究職。1児の父。

「連絡先交換」をしなくなって思った

自分が大学生になったころ,まだスマートフォンを持っていた人は一部しかいなくて,たいていの人はいわゆるガラケーを使っている時代だった(そう考えると,本当にここ何年かで携帯電話の世界は変わっているなーと思う)

だから,当時は,仲良くなった友達とか,連絡をとる必要があるときには,メールアドレスとか電話番号を教えあっていた

そのころよくやっていたのは赤外線で通信する方法だったかな?よく,「まずこちらが送信しますね」なんて言いながら交換していたのを思い出す

自分のような,まだ出会って時間の経っていない人に連絡先を聞くことが苦手な人間には,それもなかなか難しいことで,結局聞けないまま終わってしまって,今では連絡を取ることすらできない人もいる

どうしてそんなことを思い出したのかというと,ふとスマホのスケジュール機能を開いたときに,電話帳に誕生日を入力してあった人の誕生日が表示されていて(Andoidなのでmicro-SDでデータが移行できる),「明日はあの人の誕生日か」と気づくことができるということを,今更ながら再認識したからだった

LINEで友達になるだけでは誕生日はわからないし,なかなか人の誕生日を記録しておくこともないので,今になって思うといい機能だったと思う

そんなことを考えているときに,「共通の知人がいなくて,普段会うこともなくて,LINEで連絡が取れなくなったとしたときに,連絡が全く取れなくなってしまう人」がけっこう友達に多いことに気が付いて,「メールアドレスを電話番号を教えておこう」と思い立って,突然連絡を取ったりした

便利な時代だけど,ささいなことで連絡が取れなくなってしまう人が何人もいるのは少し切ない気分にも感じられるなーと思う