sh_universe’s blog

広島県在住。メーカー研究職。1児の父。

昨年の振り返りと,これから.

(写真は新幹線からの富士山)

スター・ウォーズ最新作を観たその勢いで感想を書いたのはよかったのだが,それが久しぶりでしかも最近の生活に関することを残していなかったことに気がついた.twitter上で知り合った方からも結婚に関してお祝いの言葉をもらっていたのに,特にそのことについてどう答えることもなく,時間が過ぎてしまっていた.

2019年の出来事

2019年は,自分の人生の中で何か特別な意味でもあったのではないかと思うくらいに,多くのことが変わった年だった.

2月に入籍し,3月に新居での生活が始まり,11月に結婚式を挙げた.

結婚後の生活

思っていたよりも時間がない

今は自分も嫁もそこまで長時間の残業もないため,遅くとも21時には帰れる生活が続いている.それでも,仕事が終わって帰宅して,そこから夕食の用意をして,洗濯,掃除などをしていると,案外平日は時間がなくなってしまう.どちらかというと私のほうが帰りが遅いので,嫁が夕食の支度をしてくれているうちに,洗濯機を回したり,干してあるものを取り込んだり,たたんだり,風呂の用意をして,食事後は,嫁に休んでもらっている間に,私が食器洗いをするパターンが多い.

日によっては,私が夕食を作ることもある.そうすると,家に帰ってからほとんど息をつく時間もなく,風呂に入って寝ないといけない時間になってしまうイメージだ.共働き世帯であればどこもこんな感じなのではないだろうか.

結婚するまでの間,二人で同居する期間がなく,いきなり新居での生活になったので,家で二人で過ごし時間ができることで,充実感が得られていると思う.

結婚式を終えて思ったこと

11月に結婚式を挙げた.式には,地元の友人,大学時代の友人,会社の友人を招待した.両親をはじめ,親戚は皆関東から当日入りで広島まで来てくれた.

招待状に返事をもらっているので当然なのだが,式の当日になっても,本当に親戚や友人が遠いところから集まってくれるのか,どうにも信じられないような気がしていた.それでも,式が始まると皆が来てくれていて,祝福の言葉をかけてくれたので,うれしいとともに安心したような感じがした.冷静に考えてみると,今までの人生で会ってきた人々が,一同に会しているというのは不思議なものだ.

夢のように幸せな時間は,あっという間に終わってしまった.それでも,この短い時間の中で,自分は多くの人に見守られ,支えられて,今日この日を迎えることができたのだと改めて実感することができた.地元にも,会社にも,祝福してくれる友人がいてくれることは何よりも幸せなことだ.私はあまり連絡を積極的には取らないタイプだったが,これを機に見直してみようと思った.

家事を分担することの大変さ

私は,性別や社会的な役割に関して固定された価値観にとらわれるのが好きではない.よく言われる言葉を使えば自由主義なのかもしれない.男はこうするべき,女はこうするべき,という考え方があまり好きではない.

それが何なのかというと,家庭での役割もできるだけ合理的に分担したいと考えているということだ.家事も二人で分担する(担当を決めるのではなく,その時々に応じて)べきだと思っているので,私も嫁も,基本的に家事は場面によっては何でもするようにしている.というか,共働きでお互いに正社員であればこうする以外にはないと思う.

自分が育った家庭はどちらかというと母親が家事のほとんどを負担していた.ただ,父親はきれい好きなので,掃除機をかけたり整理整頓をしたりはしていたが,食事の準備と片付け,買い出し,洗濯などをすべてこなしていた.

それがいかに大変なことだったかが,今の生活をするようになって実感できる.パート社員の期間が長かったとはいえ,私が高校生の頃にはお弁当も作ってくれていた.今の私と嫁には,とてもではないがお昼ご飯にお弁当を作る余裕はない.実家にいた頃は当たり前だと思っていたが,なかなかに大変なことだ.自分の母親,ひいては世の中のお母さんという存在は本当に尊敬に値する.

実家に帰省している間は家事を親がやってくれるので,どうしても自分はぼーっと過ごしてしまう.「実家にいると眠くなってくる」というツイートをしたが,買ってくるものはないか,休日のうちにやっておくことはないか,などと考えることがないので,どうしても暇になることが多いからなのかもしれない.

これからのこと

こんな場での報告になってしまうが,3月に男の子が生まれる予定だ.嫁はもうすぐ産前休業に入る.自分が父親になるというのもなんだか変な感じがするが,その日が来ればそうなるしかない.

しばらくは忙しい生活になるはずだ.もしかしたら1年くらいは実家にも帰れないかもしれない.でもとりあえずは,子どもの成長を見守っていくしかない.

そんな状況でなおさら難しいのだが,昨年は結婚して同居を始めたこともあって,プライベートで何かしたかというとほとんどないと振り返っている.どんなことでもいいから,継続的に取り組んで,自分の中でだけでも達成感を味わうことができたら,と思う,2020年の年始だった.